【尾道市】シンポジウム「おのみち海の未来会議」〈10/11㊏開催〉

ゲストにお笑いタレントの田中直樹さんを迎え、未来の海を守るために一人一人が出来ることを考え行動に繋げるため、シンポジウムを開催します。
海の変化や水産資源の減少、環境問題などについて、専門家や関係者による意見交換を通じて事例やアイデアを共有し、海の未来を共に創ることを目指します。

日 時 2025年10月11日(土曜日)13時00分~14時40分(開場12時30分)
※当日の状況によっては開場時間が早まる場合があります。
場 所 しまなみ交流館(〒722-0036 尾道市東御所町10-1)
参加費 無料(申し込み不要)※定員690人
※定員に達した場合は、入場をお断りさせていただくことがあります。あらかじめご了承ください。
問合せ先 尾道スローフードまちづくり推進協議会事務局(尾道市農林水産課内) TEL 0848-38-9212

プログラム
12時30分 開場
13時00分 開会・挨拶

13時10分 基調講演「稚魚のゆりかご尾道の海を大切に」

福山大学生命工学部海洋生物科学科 太田 健吾 教授

令和3年4月に福山大学生命工学部海洋生物科学科に着任。同大内海生物資源研究所の沿岸資源培養学研究室に所属。主な研究テーマは魚類の親魚養成、種苗生産、標識及び放流に関する効率的な技術の開発。
前職の国立研究開発法人 水産研究・教育機構では、約20年間 瀬戸内海各地で展開される栽培漁業に係る研究業務に携わり、特にオニオコゼやキジハタなどの放流技術開発をはじめ、水揚げされた漁獲物の付加価値向上や販路の開発など沿岸漁業の底上げに努めた。
現在は、オニオコゼ、シロギス等の稚魚を効率的に育てて放流や養殖へ安定供給する技術や、放流する魚に目印(標識)をつける技術、水揚げ魚の効率的な活魚輸送技術の開発を推進している。これらの取り組みは、尾道市をはじめ、地域と連携して企画・実施し、得られた研究成果を共有することで、地域社会の課題解決や活性化に貢献している。

13時40分 パネルディスカッション「尾道の海と未来のこと」

パネリスト 田中 直樹 さん(お笑いタレント・俳優)
1971年4月生まれ。大阪府出身。1992年に幼なじみの遠藤章造とお笑いコンビ「ココリコ」を結成。
多数のテレビ番組でレギュラーを持つ一方、映画やドラマで俳優としても活躍している。
芸能界随一の海洋生物好きとして知られ、2018 年に MSC アンバサダーに就任し水産資源の現状やMSC「海のエコラベル」について、精力的に発信を続けている。

藤川 伸一さん(尾道漁業協同組合代表理事組合長)
尾道市水産振興協議会の会長を務める。地域漁業の振興に尽力するリーダー。
刺し網漁の名手としてタイやアコウを巧みに獲り、尾道の海を知り尽くした熟練の漁師でもある。漁業者からの信頼も厚く、稚魚放流や漁礁の設置などの持続可能な漁業を推進するため、積極的に取り組んでいる。
名実ともに尾道の漁業者を代表する存在。

伊藤 篤さん(国立研究開発法人水産研究・教育機構水産技術研究所 養殖部門生産技術部 部長)
子どもの頃から海の生き物の生態に興味があり、2010年11月に独立行政法人水産総合研究センター(現・国立研究開発法人水産研究・教育機構)の研究員として尾道市百島に赴任。
百島では沿岸砂泥域に生息するアサリやタイラギなどの二枚貝類を増やすための調査研究や、養殖するための技術開発に取り組んできた。最近はマダコ養殖に関する研究にも取り組んでいる。

坂本 みゆきさん(尾道市地域おこし協力隊)
令和6(2024)年10月1日に、尾道市内の水産振興を担う地域おこし協力隊として着任。
現在は、漁獲量の減ったアサリの保全活動への参加や地魚を使った食育イベント、地産地消ツアーの開催など、水産業を盛り上げるために活動中。Instagramでも様々な情報を発信している。

14時40分 終了

パネル展示
会場ロビー(ホワイエ)において地域の活動をパネル展示します

チラシのPDFデータはコチラから ▶ 「おのみち海の未来会議」