内海造船、2期ぶり復配 業績改善見込みで、期末20円【海事プレス-3/22】

■「海事プレスONLINE」2022年3月22日(火)に、内海造船についての記事が掲載されています。

 内海造船は17日、2022年3月期の期末配当を1株当たり20円とする方針を決めたと発表した。鋼材高の影響で配当予想は未定としていたが、コスト削減などが進んだことから配当を決めた。2期ぶりの復配となる。
 今期は鋼材価格の大幅な値上げや機材価格の上昇もあり厳しい経営環境が続いているが、全社を挙げての生産性の向上と固定費削減の取り組みにより、株主配当を実施できると判断した。
 2月時点での今期の業績予想は、経常利益が3億円(前期は8億6200万円の赤字)、純利益が1億円(前期は9億7100万円の赤字)で、黒字転換を見込んでいる。