内海造船、共有船建造累計101隻 鉄道運輸機構が表彰【海事プレス-2/21】

■「海事プレスONLINE」2022年2月21日(月)に、内海造船についての記事が掲載されています。

JRTT磯野理事(前列左)と内海造船幹部による表彰式

 鉄道・運輸機構(JRTT)は17日、内海造船に対して共有建造制度の促進に貢献した事業者として感謝状を贈呈した。内海造船の共有船の建造実績が昨年末時点で101隻に達し、豊富な建造実績が評価された。
 表彰式は内海造船瀬戸田工場で行われ、運輸機構の磯野正義理事から、内海造船の原耕作社長に感謝状と記念品を贈呈した。
 内海造船は内航の旅客船やRORO船を主力製品としていることから、共有船の建造も多い。昨年1年でも共有船としてRORO船“神永丸”やフェリー“シルバーブリーズ”、クイーンコーラルクロス”を竣工し、これで建造累計が100隻を突破した。17日にも南西海運とJRTTの共有によるRORO船“よね丸”を進水している。
 JRTTは共有建造制度の促進に貢献した共有事業者と造船所に対する表彰を毎年行っており、今年度は内海造船など3者が受賞している。