造船12社が省エネ法で内海造船Sランク 名村造船・旭洋造船・神田造船は4年連続【海事プレス-12/27】

■「海事プレスONLINE」2021年12月27日(月)に、内海造船についての記事が掲載されています。

 省エネ法に基づく2020年度報告分の「事業者クラス分け評価制度」で、造船業では12社が優良事業者に相当する「Sクラス」の評価を受けた。このうち名村造船所と旭洋造船、神田造船所は4年連続のS評価だった。
 専業造船所のうちSクラス認定を受けたのは、内海造船、神田造船、旭洋造船、新笠戸ドック、福岡造船、檜垣造船、多度津造船、大島造船所、新来島豊橋造船、臼杵造船、佐伯重工、名村造船所、サノヤス造船(新来島サノヤス造船)だった。また総合重工では三菱重工業と川崎重工業もS認定となっている。
 省エネ法では、エネルギー使用量が年間1500kl以上の事業者を対象に、毎年度エネルギーの使用状況などの報告を求めている。報告書に基づき、省エネの結果に応じてS、A、Bの3段階のクラス分けを行っており、20年度報告分では1万2005事業者のうち53.9%がS評価だった。