
目次
・会議所の動き
第26期第6回通常議員総会にて事業計画(案)・予算(案)を承認
大浜PA下り線・因島運動公園に「島ごとぽるの展」のモニュメントが誕生!
・会員インタビュー
HOTEL PG・アゲハ食堂
・新入会員紹介
・因島データ情報
・2025年度各種検定試験施行日程表
・インフォメーション
協会けんぽ広島支部の保険料率変更について
小規模企業共済制度・経営セーフティ共済
令和7年度 雇用保険料率のご案内
・会員さんNEWS
イワキテック㈱
●青色申告会報誌(BLUE RETURN)はこちら
【折り込みチラシ一覧】
①2025西日本トライアスロン選手権尾道因島大会
②すべての荷主企業の皆さまへ
③出生後休業支援給付金
④育児時短就業給付金
⑤カイロプラクティック認定ライセンス取得説明会
⑥骨盤調整&ヘッドスパ体験会
⑦マル経融資制度
⑧広島県共済の火災共済ご案内
会議所の動き
第26期第6回通常議員総会にて 事業計画(案)・予算(案)を承認

3月26日(水)午後5時から、第26期第6回通常議員総会を議員31名(委任状28名)の出席のもと、ホテルいんのしまで開催しました。
村上会頭が議長となって議案の審議に入り、慎重審議の結果、下記の(1)~(4)議案が原案通り承認されました。
(1)令和7年度因島商工会議所事業計画(案)及び収支予算(案)について
(2)令和7年度因島中小企業相談所収支予算(案)について
(3)令和7年度その他特別会計収支予算(案)について
(4)定款変更について
◆基本方針
依然として国際情勢の緊張と不安定さが続く中、米国におけるトランプ大統領の再就任に伴い、世界経済の動向や貿易政策などに不透明感が広がっています。
日本国内への影響も懸念される状況ですが、新型コロナウイルス感染症の管理体制が確立し、国内経済活動は正常化に向かうことが期待されます。ただし、エネルギー価格や物価の高騰などの影響は継続しています。
因島地域においては、造船業の好調が続き、関連産業への波及効果が見込まれます。しかしながら、深刻化する人手不足の解消が急務となっています。また、増加する欧米からのインバウンド観光客に対応するため、持続可能な観光振興策を展開する必要があります。
これらの状況を踏まえ、本年度は以下の事項に重点を置いて取り組みます。
(1) 因島の長期未来図と中期行動計画の策定推進
昨年度に引き続き、「日本一住みやすい島、因島」をテーマに、長期未来図および中期行動計画の策定を地域の皆様と連携して推進します。長期未来図は令和7年度に完成する予定です。
(2) 産学官連携による人材確保・育成プログラムの拡充
人材確保策として人材マッチング事業者との連携や産業界、教育機関、行政が一体となった協働体制をさらに強化し、地域産業を支える実践的な人材確保・育成プログラムを拡充します。特に因島技術センターを中心として技術継承を推進し、次世代を担う人材育成を強化します。
(3) 商店街活性化と創業・特産品開発支援の強化
因島地区商店街との連携強化や、地域再創生事業を積極的に推進します。また、新規創業者や若手事業者への支援を強化するとともに、地域資源を活用した特産品開発・販売を推進します。
特に農商工連携による「地産他消」を目指し、農産品の加工から販売までの一元的な体制構築を進めます。
(4) ビーチを活用したスポーツ大会の定着と多様化
因島の自然環境を活かしたスポーツイベントを継続的かつ多様に開催します。特に、トライアスロン大会を恒例化し、西日本学生トライアスロン選手権(インカレ)の支援を継続します。
(5)生成AIを活用した地域産業のDX支援強化
生成AIの導入・活用支援を一層強化し、製造業を中心とした地域産業のDX推進と生産性向上を支援します。
(6)多彩な体験型観光ツアーの造成拡大と定着化
ポルノグラフィティ、村上海賊、グラベルの聖地を活用した体験型観光ツアーを充実させます。特に、本年度は大手企業と連携したマウンテンバイクコースの新設や、村上海賊城跡巡りと連携したコラボレーションツアーを展開します。また、特産品開発や城跡巡り動画の作成、史跡散策コースの整備を推進します。
(7)移住促進と創業支援の推進
移住希望者向けに空き店舗・空き家等の情報提供を積極的に行います。また、ワンストップ創業支援システムを強化し、新規創業者や若手事業者を対象とした支援を充実させることで、地域に根ざした新たなビジネス創出を促進します。
(8)組織基盤のさらなる強化とネットワーク活用
商工会議所の組織基盤強化を継続し、全国515商工会議所とのネットワークを最大限に活用します。地域企業と連携し、持続可能で活力ある経済社会の構築に積極的に貢献します。
◆重点事業、新規事業
1特別事業
(1)長期みらいビジョンの策定および中期行動計画の更新
(2)サイクリングによる街づくり推進
①観光プロダクトブラッシュアップ等事業の実施
②森づくり事業の実施
③因島サイクルツーリズム振興協議会との連携
④マウンテンバイクコースの新設
(3)村上海賊因島振興協議会の運営
①100年フード「いんおこ」(因島村上海賊焼き)普及促進、幟旗、ポスター、イベント出店
②城跡巡りおよび動画作成
③史跡散策コース調査整備
イベント開催、コースの維持整備
④特産品開発事業→インバウンド誘致策
特産品の開発及びその支援
(4) まちづくり特別委員会事業の推進
①因島みらい会議事業の支援
②各地区商工振興事業の支援
(5)「はっさくん」によるPRと経済波及効果の拡大
2会議所の運営
(1)行政庁等への意見具申・建議並びに連携強化
①令和7年度請願・要望の検討
②因島選出市議との懇談会
(2)情報提供と広報活動の強化
①コミュニケーションアプリ等の積極的活用による情報提供並びに普及活動強化
②各種情報の迅速な提供のためのデジタル化強化
(3)会議所組織・財政基盤の強化
①部会、委員会活動の活発化
②会議所組織に関する議員・参与研修会開催
③会議所会館の効率的な管理運営
(ア)建物及び諸設備・機器の整備、並びに維持管理
④会員増強
⑤手数料等の見直し並びに財源確保策の検討
⑥他地区総務関係委員会との連携
3商業振興対策
(1)移住創業並びに商品開発力向上への支援
①新規事業者並びに若手事業者への支援
②地域資源活用による特産品の開発・販売
(ア)ひろしま夢プラザの活用・推進
(イ)広島県外に向けた特産品の販路拡大
(ウ)産業の6次化に向けた環境整備、商品ブラッシングアップ、新商品開発
③専門家派遣による臨店指導
4工業振興対策
(1)外国人労働者の雇用促進及び雇用維持への支援
①外国人労働者の雇用状況等についての実態調査の実施
②外国人労働者の雇用に関する研修会及び補助事業の周知と活用支援の実施
(2)人材育成・人材確保対策への支援
①効果的な就職促進対策の検討・実施
②地元企業PR事業等の検討及び関連事業への支援の実施
③因島技術センターへの支援及び充実・強化策の検討
④人財支援員の制度の周知及び活用の推進
⑤事業承継に関する調査及び支援機関、支援施策の活用支援
(3)学校教育機関の造船関連の学習コース新設の要望
5観光運輸対策
(1)地元イベント開催への協力、支援
①因島水軍まつり・トライアスロン・ビーチサッカー・因島ウォーキング大会・はっさく祭・等
②昨年度の「島ごとぽるの展」を活かし、地域全体を盛り上げる企画を推進(商店街・飲食店とのコラ ボ、特産品販売、観光プログラムの開発)
(2)聖地巡礼×交通・観光施策の推進
ポルノファンや一般観光客が快適に巡れる移動手段を提案し、因島の回遊性を向上
①多様な移動手段の整備(シャトルバス、レンタサイクル、レンタカー、定期航路)
②観光ルートの最適化(聖地巡礼ツアー、歴史・文化ルートの企画)
③交通×観光の連携(1日フリーパス、デジタルマップの活用)
④イベントとの連携(ライブ・イベント時の特別交通、フォトスポット設置)
6金融税務対策
(1)広域経済交流圏の構築
①経済人並びに近隣商工会議所・商工会との交流会の開催
(2)中小企業等に係わる諸制度の周知及び検討・提言
①事業環境変化対応型支援事業と経営発達支援事業での新規事業を含む事業の急成長を促進
7地域振興対策
(1)マリンアクティビティと連携した地域経済活性化の推進
8小規模事業対策
(1)経営発達支援計画に基づく支援(伴走型支援)
(2)経営・景気・業界動向等に関する調査・分析及び公表(業界動向調査)、LOBO(早期景気観測)、賃金及び外国人育成就労実態調査等

大浜PA下り線・因島運動公園に「島ごとぽるの展」のモニュメントが誕生!

▲本州四国連絡高速道路株式会社が、ポルノグラフィティの故郷である広島県因島の大浜PA(下り線)にモニュメントおよび記念碑を設置し、2025年3月18日(火)に除幕式を行いました。2024年夏に開催された「島ごとぽるの展」の特別な思い出を形に残し、因島を訪れる人々にとって新たな聖地となるよう、大浜PA(下り線)にモニュメントおよび記念碑が設置されました。

▲ポルノグラフィティメジャーデビュー25周年を記念して因島運動公園で開催された「因島・横浜ロマンスポルノ’24 ~解放区~」の記念モニュメントとはっさくんのモニュメントが因島運動公園に設置されました。

会員インタビュー No.104

HOTEL PG・アゲハ食堂
柴崎 沙織(しばざき さおり)氏・ 谷森 美貴(たにもり みき)氏
■尾道市因島土生町1896-17
定休日:日曜 モーニング8~10時 ランチ11~14時(L.O.)
テイクアウト11~16時(L.O.) 夜(金・土)17~20時(L.O.)
心もカラダも喜ぶおいしさを
2人とも因島出身ではありませんが、2024年夏のポルノグラフィティ25周年プロジェクト「島ごとぽるの展」をきっかけに誕生したHOTEL PGとアゲハ食堂のスタッフとして、因島を盛り上げたい思いで奮闘中です。宿泊施設を先にオープンし、ホテル1階で食事を提供するなら地域の方が気軽に立ち寄れるおばんざい食堂にしようということで2024年11月に「アゲハ食堂」をオープンしました。イベント終了後も全国のポルノグラフィティファンの方々が因島を訪れてくださり、賑わいを継続させる一助になれば幸いです。

手作りおばんざいと土鍋ご飯
お店のこだわりは全て手作りのおばんざいと、土鍋で炊いたおいしいご飯です。自家製ぬかづけも毎日手入れしております。味がわからないものはおすすめできないので、たくさん種類のある小鉢のメニューも全スタッフが試食して味に納得したうえでお客様に提供しています。食事は体調にすごく関わってくるもので、私たちもまかないや試食でお店のおばんざいを食べていると体調が整っていることを実感しています。料理も日々改善・探究して楽しみながら作り、いろんな人から愛されるお店づくりを続けていきます。
旬な食材を様々な調理方法で
常連のお客様にも楽しんでいただけるよう、定食の小鉢やお魚はその時々で旬の食材や調理方法を変えてバリエーションに富んだメニューになるよう心掛けています。同じメニューでも日々より良くを求めて、心を込めて作っています。デザートも、オリジナルステッカー付きの「喜びとしてのイエロープリン」の他にも季節限定のケーキも考案しており、コーヒーやスムージーなどのドリンクと一緒にお召し上がりください 。
ファミリー向けのHOTEL PGⅡも
朝食・ランチに加えて3月から金・土曜日のみ夜営業で串揚げ屋さんを始めました。また、HOTEL PGⅡとしてファミリー向けの広いお部屋のご予約も可能となりました。キッチン、調理器具を各部屋に完備しておりますので自炊も可能です。1泊2日の旅行から、出張・ビジネスなどの長期滞在まで幅広いシーンでご利用いただけます。食堂での食事はもちろん各種お弁当やおばんざい盛り合わせなどのテイクアウトも可能ですので、栄養価満点のおばんざいをたくさんご用意して皆様のご来店をお待ちしております。


新入会員紹介
ご入会ありがとうございました
事業所名 | yozca |
表 者 名 | 小原 康生 |
事業内容 | デザイン業 |
所 在 地 | 尾道市因島中庄町 |
事業所名 | テルポン農園 |
表 者 名 | 松井 佑起 |
事業内容 | 柑橘の販売、サイクリングガイド |
所 在 地 | 尾道市因島重井町 |
【会員の動き】
事業所数 | |
2月1日 | 890 |
3月31日 | 883 |
期間内移動 | |
入会 | 3 |
脱会 | 10 |
会員へのご加入は随時受け付けています。会費や入会資格などについてはお気軽にお問い合わせください。
因島データ情報


インフォメーション

「出生後休業支援給付金」・「育児時短就業給付金」創設について
【育児休業等給付の概要】
育児休業等給付として、子の年齢や養育の状況に応じて、要件を満たす場合に出生時育児休業給付金、育児休業給付金、出生後休業支援給付金、育児時短就業給付金が支給されます。出生後休業支援給付金、育児時短就業給付金は、令和7年4月1日から創設される給付金です。
◆出生後休業支援給付金
子の出生後の一定期間内に両親ともに14日以上の育児休業をした場合に、最大28日間、育児休業給付(給付率67%)に13%を上乗せして支給します。
◆育児時短就業給付金
子が2歳未満の期間に時短勤務をした場合に、各月に支払われた賃金の10%を限度として支給します。
【詳細】 詳細は厚生労働省ホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000135090_00001.html




会員さんNews
イワキテック㈱社会人硬式野球クラブチームを結成

スポーツ振興と若手人材確保を両立する新たな取り組みを
造船関連製品を製造するイワキテック株式会社がクラブチームを立ち上げ、2025年シーズンから社会人野球に参戦します。
2024年10月に日本野球連盟に加盟し、4月入社の新入社員6名を含め、2025年は20名で活動します。選手たちは社員として毎日午前8時から午後5時まで勤務し、その後に練習しています。「島から全国へ!」をスローガンに掲げ、都市対抗野球大会や日本選手権、クラブ選手権等の全国大会出場を目指しています。
当店の魅力は、なんといっても新鮮な魚介類です。循環や温度管理も徹底された生簀に、地の魚介を中心とした日本各地から厳選した食材を取り揃えています。自分で生簀から好きな魚介を選んで、席で焼いて食べる体験はアトラクションのようでお子さまにもとても楽しんでもらえています。同じ種類の貝でも産地が違えば味が違うため味比べも楽しめます。調理方法もご希望にお応え可能です。もう一つの魅力はバリアフリー設計になっていることです。テーブル間を広めに設計していますので車いすでの来店がスムーズです。前職で、作業療法士として主に認知症の方を支える仕事をしていた経験を活かし、介助が必要な方への配慮も万全です。


4月から因島技術センターで3ヶ月研修後は、因島鉄工業団地協同組合内にある因島工場へも配属を予定しています。
クラブチーム設立の目的は選手の競技生活を支えるだけで無く、若手人材確保という課題解決に向けた取組みでもあり、島での生活や船造りの楽しさを知ってもらう中で、長年の経験やノウハウがものを言う造船業界において、将来的には技術継承の担い手となる事も期待しています。
「地元住民から愛されるチーム」が目標‼
クラブチームが地域に定着するには地元の皆さんや自治体との関係構築が欠かせません。地域行事への積極的な参加、また小学校や保育所での運動教室開催等も企画していき、野球を通して因島の皆さんへ元気をお届け出来ればと思います。運動教室に興味のある方はお気軽に野球部インスタグラムへメッセージ下さい。「イワキテック硬式野球部」に熱いご声援をお願い致します!

イワキテック㈱
【本社工場】〒794-2410 愛媛県越智郡上島町岩城6017番地 ☎0897-75-2121
【因島工場】〒722-2102 広島県尾道市因島重井町474番地の7 ☎0845-25-1145
【向島工場】〒722-0073 広島県尾道市向島町111番地 ☎0848-20-6040



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