■「海事プレスONLINE」2022年11月8日(火)に、内海造船についての記事が掲載されています。
内海造船が7日発表した2022年4~9月期の連結純利益は前年同期の9.7倍となる4億8400万円だった。鋼材など資機材価格高騰が収益を圧迫しているものの、円安による増益と保有株式売却益もあり、増収増益となった。また、7~9月に新造船1隻を受注し、4~9月の新造船受注が計3隻となった。
4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比26%増の183億円、営業利益が29%増の2億4800万円、経常利益が19%増の2億1000万円。船舶事業のセグメント利益は前年同期比14%増となる7億1300万円だった。受注高は新造船3隻と修繕船ほかで200億6300万円で、受注残高は新造船17隻ほかで前年同期比49%増の674億円となった。
今期の通期業績見通しは今年10月に上方修正を発表しており、売上高が前期比17%増の385億円、営業利益が51%増の7億円、経常利益が42%増の6億円、最終利益が前期の4.9倍の7億円を見込む。