■「海事プレスONLINE」2022年2月8日(火)に、内海造船についての記事が掲載されています。
内海造船が7日発表した2021年4~12月期の連結経常損益は3億300万円の黒字(前年同期は2億3900万円の赤字)だった。鋼材の大幅な値上げや機材価格の上昇などコストアップによる収支悪化があったものの、黒字に転換した。通期業績も期初の黒字予想を据え置いた。期中の新造船受注は8隻で、10~12月に新たに4隻を受注した。
4~12月期決算は、売上高が前年同期比2%減の230億円、営業損益が3億3200万円の黒字(前年同期は1億7500万円の赤字)、最終損益が8300万円の黒字(同3億1100万円の赤字)だった。新造船は青森県立八戸水産高等学校向け漁業実習船、台湾ナビゲーション向けフェリーなどを受注し、受注高は新造船と修繕船ほかで302億円。受注残高は新造船17隻ほかで前年同期比21%増の504億円となった。
今期の通期業績予想は期初予想を据え置き、売上高が前期比3%増の320億円、営業損益が4億5000万円の黒字(前期は8億9100万円の赤字)、経常損益が3億円の黒字(同8億6200万円の赤字)、最終損益が1億円の黒字(同9億7100万円の赤字)を見込む。