内海造船、“フェリー第十一おおすみ”進水【海事プレス-5/26】

■「海事プレスONLINE」2023年5月26日(金)に、内海造船についての記事が掲載されています。

 内海造船は23日、瀬戸田工場で建造中のいわさきコーポレーション/鉄道建設・運輸施設整備支援機構向け1500総トン型旅客船兼自動車航送船“フェリー第十一おおすみ”を進水した。引き続き艤装工事を行い、9月中旬に引き渡す予定。
 2機2軸船型の旅客船兼自動車航送船。バウスラスタ1基と、最大舵角主舵板45°/フラップ90°が可能なフラップ舵を2枚装備し、バウスラスタとフラップ舵の併用で、出入港時の操船性を向上させている。また、省エネ装置としてエコキャップ、ラダーバルブ、船首尾フィン、船尾波整流板を装備している。
【主要目】全長約76.90m、BDd=13.30m×9.50m×計画満載喫水3.63m/構造喫水3.70m、約1500総トン、約560重量トン(計画満載喫水)、車両搭載能力:大型バスのみ14台/乗用車のみ54台、旅客定員500人、乗組員11人、主機関:ダイハツディーゼル 6DKM-26e型ディーゼル機関×2基2軸(連続最大出力1470kW×750/215min−1×2)、航海速力約16.4ノット、資格:JG第二種船(平水区域)、船籍港:鹿児島県鹿児島市