内海造船、4〜12月期増収増益 通期も増益予想、新造船6隻受注【海事プレス-2/7】

■「海事プレスONLINE」2023年2月7日(火)に、内海造船についての記事が掲載されています。

 内海造船が6日発表した2022年4〜12月期の連結純利益は前年同期比9.4倍の7億8000万円だった。鋼材価格の高騰などコストアップ要因があったものの、増収増益となった。通期業績も昨年10月に発表した黒字予想を据え置いた。期中の新造船受注は6隻で、10〜12月に新たに3隻を受注した。
 4〜12月期決算は、売上高が前年同期比17%増の268億円、営業利益が2.1倍の7億1200万円、経常利益が2倍の6億1400万円だった。受注高は新造船6隻と修繕船ほかで327億円。受注残高は新造船17隻ほかで前年同期比42%増の717億円となった。
 今期の通期業績見通しは今年10月に上方修正を発表しており、売上高が前期比17%増の385億円、営業利益が51%増の7億円、経常利益が42%増の6億円、最終利益が前期の4.9倍の7億円を見込む。