新造フェリー“たかちほ”が進水 宮崎カーフェリー、来春に神戸/宮崎航路就航【海事プレス-10/22】

■「海事プレスONLINE」2021年10月22日(金)に、内海造船についての記事が掲載されています。

進水したフェリー“たかちほ”

 宮崎カーフェリーの新造フェリー“たかちほ”が20日進水した。同船は内海造船因島工場で建造しており、引き続き艤装工事を行い、来年3月に引き渡し予定だ。神戸/宮崎航路に現行船とのリプレースで投入される。
 同船は2機2軸、2舵を備え、船型は球状船首と船尾双胴船型を採用し、推進性能と耐航性の向上を図った。航海中の横揺れを防ぐためのフィンスタビライザを備えているほか、バウスラスタを2基とリアクション型バルブ付マリナーシリング舵を2台装備。さらに5翼可変ピッチプロペラを備えることで、操船性を向上させている。
【主要目】約1万4200総トン、全長=約194m、幅=27.6m、深さ=20.35m、満載喫水=6.7m、車両搭載能力=12mトラック約163台、8mトラック約2台、乗用車約81台、旅客定員=576人、乗組員=36人、航海速力約23.1ノット

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