■「海事プレスONLINE」2021年9月21日(火)に、内海造船についての記事が掲載されています。

内海造船は16日、因島工場で建造中の春山海運向け1万2500総トン型RORO船“第六はる丸”を完工した。
車両艙は計4層で、1層に乗用車、3層にシャーシや乗用車などを積載する。水槽試験での検討を重ねた速力性能に優れた船型で、バルブ付舵や省エネ装置「STEP」、フィンスタビライザ、バウスラスタ、スランスラスタを搭載している。環境対策として燃料タンクを二重底配置とし、船底接触事故による油濁の可能性を低減した。
【主要目】約1万2500総トン、全長約179.90m、BDd=27.40m×23.30m(UPP.DECK)×6.75m(構造喫水)、車両搭載能力:13mシャーシ162台、乗用車258台、主機関:日立造船MAN B&W 9S50ME-C8.5型ディーゼル機関×1基(連続最大出力1万3580kW×127.0min-1<ディレーティング>)、航海速力約21.0ノット、船級NK、船籍:日本