4~6月期は黒字転換 内海造船、新造船1隻受注【海事プレス-8/5】

■「海事プレスONLINE」2021年8月5日(木)に、内海造船についての記事が掲載されています。

 内海造船が4日発表した2021年4~6月期の連結経常損益は1億4600万円の黒字(前年同期は2億4100万円の赤字)だった。減収となったものの、黒字に転換した。新造船は期中に1隻を受注した。通期業績も期初見通しを据え置き、黒字転換を予想している。

 4~6月期の売上高は前年同期比19%減の68億円、営業損益は1億5300万円の黒字(前年同期は2億2900万円の赤字)、最終損益は6400万円の黒字(同3億700万円の赤字)だった。黒字転換はしたものの、鋼材価格の大幅な値上げにより、収益悪化につながっている。また、船舶事業のセグメント利益は前年同期の約14倍となる3億8600万円だった。受注高は新造船と修繕船ほかで27億6900万円で、受注残高は前年同期比12%減の390億円となった。

 今期の通期業績予想は期初予想を据え置き、売上高が前期比3%増の320億円、営業損益が4億5000万円の黒字(前期は8億9100万円の赤字)、経常損益が3億円の黒字(同8億6200万円の赤字)、最終損益が1億円の黒字(同9億7100万円の赤字)を見込む。

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