川崎近海、新造船“シルバーブリーズ”が進水【海事プレス-1/28】

 川崎近海汽船は28日、八戸/苫小牧航路に就航予定の新造フェリー“シルバーブリーズ”が進水したと発表した。同船は内海造船瀬戸田工場で建造している。

 川崎近海の八戸/苫小牧航路は現在、“シルバープリンセス”、“シルバーティアラ”“べにりあ”“シルバーエイト”の4隻で運航している。このうち最も船齢の高かった“べにりあ”について、新造船“シルバーブリーズ”とリプレースする予定だ。
 新造船は、“べにりあ”と比べて約2300総トン大型化する。この結果、車両積載台数もトラックが67台から70台へ、乗用車は14台から30台へ増強し、高まるモーダルシフト需要に応える。客室の特徴は、緑と木のテイストを基調とした心安らぐ船内だ。また、家族の一員であるペットと一緒に過ごせるペット同伴室も増やした。今後、トライアル運航を経て、6月の就航を目指す。

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