三和ドック、無人船実証に参加、DFFAS参加企業27社に拡大【海事プレス-12/15】

12月15日発行「海事プレスONLINE」に、三和ドックについての記事が掲載されています。

<造船・舶用覧>

三和ドック、無人船実証に参加、DFFAS参加企業27社に拡大

三和ドックはこのほど、無人船実証プロジェクト「Designing the Future of Full Autonomous Ship(DFFASプロジェクト)」に参画することが決まったと発表した。実証船への関連機器搭載工事などを担う。日本財団の無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」の実証事業として進められるDFFASプロジェクトへの参加企業は、これで27社に拡大した。
DFFASプロジェクトは日本郵船グループの日本海洋科学が代表を務め、2025年までの本格的な無人船実用化に向けて無人運航船の実証を行う。三和ドックは実証船である内航コンテナ船“すざく”への関連機器の搭載工事と撤去工事を担う。対象船の船舶管理会社であるイコーズと船舶修繕で取引があるほか、三和ドックが3Dリバースエンジニアリング技術を活用した各種改造工事の豊富な実績を持つことから、工事実施ヤードに選定された。
DFFASには造船所や航海機器メーカー、通信会社、船舶管理会社、ITベンチャーなど、さまざまな分野の企業が参加しいる。今年6月時点でメンバーは22社だったが、徐々に拡大した。11日時点での参加メンバー27社は以下のとおり。
日本海洋科学、イコーズ、ウェザーニューズ、EIZO、NTTコミュニケーションズ、NTTドコモ、MTI、近海郵船、三和ドック、ジャパンハムワージ、ジャパンマリンユナイテッド、スカパーJSAT、鈴与海運、東京海上日動火災保険、東京計器、ナブテスコ、日本海運、日本電信電話、日本無線、日本郵船、BEMAC、pluszero、古野電気、本田重工業、三浦工業、三菱総合研究所、YDKテクノロジーズ。

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